デキるビジネスマンとして知られる仁は、周囲からスマートな遊び人として一目置かれていました。しかし、そんな彼も10歳年下の那智から、想像を絶する熱烈な愛情アプローチを受けることで、自分の未知の一面を発見することになりました。那智からは、普通では考えられないほど甘酸っぱい言葉や振る舞いが次々と飛び出し、「過去」として否定されるほどに、内なる類まれな才能が開花していくのです。時に積極的でエロティックなアプローチに振り回されつつも、仁はなんとなく心を打たれてしまうのです。果たして、荒ぶる欲望から始まる異色の恋愛は、本物の愛に変わっていくことができるのでしょうか?さらに、エッチなおまけとして収録された「ガーゼローションプレイ番外編」や「教えておフェラ描き下ろし」など、過激な内容も盛りだくさんです。
ご機嫌カレシ(仮)が鬼畜過ぎて仕方ないの作品情報
シリーズ名 : ご機嫌カレシ(仮)が鬼畜過ぎて仕方ない
作家 : 高比良りと
掲載誌・レーベル : デイジーコミックス(英和出版社)
出版社 : 英和出版社
カテゴリー : ボーイズラブコミック
ページ数 : 168ページ
配信開始日 : 2020/12/10 00:00
ご機嫌カレシ(仮)が鬼畜過ぎて仕方ないのレビュー
『不機嫌〜』の派生作品についてですね。元の物語を読んでいなくても楽しめる内容となっています。登場人物の那智は純粋でとても可愛らしいキャラクターです。攻め側の立場ではありますが、子供っぽさが残りつつも年長の仁さんに対して必死である姿が描かれており、とても魅力的です。普段は大型犬のような元気さを見せる那智ですが、実はドSな一面も持っているというギャップも印象的ですね。10年後にはスパダリ確定という展開も素晴らしく、仁さんは那智に振り回されつつも幸せであってほしいと思わせる部分もあります。
全体を通して楽しめる内容だったので、購入して本当に良かったと感じました。『不機嫌イトコ~』がお気に入りであり、仁さんの物語が一冊に詰まっていたこちらの作品は、最初は無理やりだった関係が甘やかな展開へと進化している点が魅力的です。10年後の姿も垣間見ることができ、幸せな気持ちに包まれました。この作品だけでなく、『不機嫌イトコ』の2人の姿も是非見てみたいと思うほどです。